SNSで融資について検索してみましょう。
たくさんの貸金業者がヒットすることでしょう。
査定がほとんどなく、すぐに借金ができると宣伝している業者が少なくありません。
個人に対して査定をしないというのは、利用者側にとって大きなメリットのように見えますが、その実態はどうなのでしょうか。
最近は貸金業者ではなく個人間融資が注目されるようになってきました。
個人間融資の場合、利率の上限は109.5%です。
この利率は法外な金額となります。
このような個人間融資が横行する理由は利用者がいるからです。
利用者のことを被害者と表現してもいいのですが、自分が借金をしていくら返済すればいいのかを正しく理解していないのかもしれません。
このような仕組みはSNSが登場する前からありましたが、被害や悪徳業者の情報がSNSによってすぐに検索できることは被害を防ぐための効果が期待できます。
しかし、実際には被害を拡大するだけで抑止力はないのです。
誰でも困っている時には自分の都合の良い情報だけに集中してしまいますから、危険性を認識せずに個人間融資を利用するのでしょう。
SNSの秘匿性も闇金業者に有利に働きます。
どこの誰かもわからずに借金をしているのですから、警察に相談しようとしてもうまく説明できないのでしょう。
基本的には借金をする前に相談しなければなりません。
お金がなくて生活に困っている人を援助する仕組みはたくさんあります。
自己破産をすることも一つの選択肢と考えられます。
多くの人がスマートフォンを持っていますが、そこから得られる情報を正しく選別することが求められます。
どれが本当の情報なのかをチェックするのです。
個人間融資を募っているサイトでは優良企業のようなイメージを持たせるホームページを作っています。
まったく闇金業者のイメージはありません。
それにだまされてしまうのです。
イラストや写真だけを見て文章を読んでいません。
があふれていますから、その波に飲み込まれないようにすることが、安心できる生活を送る技術だと考えましょう。
楽をしてお金を稼ぐことができるはずもありませんし、気軽にお金を貸してくれる人はいません。